深センって“世界の工場”って呼ばれるけど、その心臓部がどこかご存じですか?実はここ、華強電子世界なんです!
華強電子世界 深センとは
華強電子世界の位置とアクセス方法
出口を間違えると迷路みたい!でもね、華強北駅D1出口から出れば、華強電子世界(Huaqiang Electronics World)にも、さらに人気の赛格電子世界(SEG Electronics Market)にもアクセスしやすいんです。私もぐるぐる回った末に“ここだ!”って気づきました(笑)
赛格電子世界(SEG Electronics Market)が気になるあなたへ
「深圳赛格大厦 揺れて封鎖」
地下鉄「華強北駅」からは D1出口 が最も便利で、華強電子世界の正面に近く、さらに隣接する「賽格電子市場」にも迷わずアクセスできます。
もう一つの選択肢として「華強路駅A出口」もあり、華強電子世界フェーズ1の1A号門前にアクセスできます。
初めて訪れる人にはD1出口がおすすめです。
実際に歩いてみると、出口から施設までの導線が分かりやすく、写真映えするスポットも多く撮影できました。
フェーズ1とフェーズ2の建物構成
フェーズって何?実は棟の区分なんです。わかりやすく地図で解説します!
華強電子世界は 縦長の敷地 に建設された巨大な電子市場です。
一番南側には 古い「フェーズ1」 があり、北側には撮影でよく使われる外観を持つ 「フェーズ2表」 が位置しています。
そしてその南北の区画にサンドイッチされる形で、「フェーズ2裏」 と呼ぶエリアがあります。
華強電子世界フェーズ1 外観
華強電子世界フェーズ2表 外観
華強電子世界フェーズ2裏 外観
なお、「表」「裏」という呼び方は 私が便宜的に説明のために付けた名称であり、一般的な呼称ではありません。
フェーズ2の表側と裏側の建物は、地上(1階)では道路で分断されていますが、2階や3階といった低層階では連結しておりスムーズに行き来が可能です。
この分断道路は、上記画像にあるマクドナルドとAppleの看板が並ぶ建物わきの暗がり部分に位置しており、現地での目印として活用できます。
ただし、5階に行くと表側と裏側の行き来が完全にできなくなるなど、上層階へ進むにつれてアクセス構造が変わる点には注意が必要です。特に5階は表側に行っても看板しか見当たらず、実際の店舗は裏側の棟に集約されているため、上の階を目指す際はあらかじめ低層階(2〜3階)のうちに裏側の棟へ移っておくのが確実です。
華強電子世界 フェーズ1徹底ガイド
フェーズ1 フロアマップ
フェーズ1は全5階建て!フェーズ2(6〜7階建て)と比べると比較的コンパクトですが、中身の濃さは負けていません!
華強電子世界のフェーズ1は、隣接するフェーズ2(表側6階建て・裏側7階建て)と比べると比較的低層で、全体を回りやすいコンパクトな構造が特徴です。
1階 ガジェット・家電(消費電子 / Consumer Electronics)
入口をくぐると目に入る1階は、まさにガジェットのテーマパーク!
イヤホンや各種通信製品、AIロボットや注目の美容機器、ハイテック機器まで勢ぞろいしています。
最新トレンドの家電や面白グッズが目白押しで、見て回るだけでもワクワクが止まらないフロアです。
2階 電子部品(電子元器件 / Electronic Components)
本来はICやコネクタなどの電子部品が集まるフロアですが、筆者訪問時は改装中のため全面閉鎖されていました。
その代わり、1階奥に臨時の「電子元器件コーナー」が開設され、一部店舗が移転営業しています。
華強北は店舗の入れ替えや改装のスピードが非常に早いため、目当てのパーツがある方は1階奥の特設コーナーをチェックするか、事前に最新の営業状況を確認して訪問するのがおすすめです。
3階 電子製品(PC・スマホ・修理サービス)
3階は意外にも静かなフロアでした。倉庫の中に事務所が並んでいるような雰囲気で、お客さんの姿もほとんど見かけませんでした。
3階はパソコンやスマートフォン、周辺機器、修理サービスなどを扱うフロアです。
しかし実際に歩いてみると、一般的な家電量販店のような賑わいはなく、卸売りや法人取引を中心とした専門フロア という印象を受けました。
店舗の多くは商品を陳列して販売するというより、事務所や商談スペース のような雰囲気で営業しており、その場で商品を選ぶというよりも業者間の取引を前提としているように感じます。
私が訪れた時間帯はお客さんの姿もほとんど見られず、各店舗のスタッフがルーティーン業務をこなしているような静かな空気が流れていました。
個人旅行者がガジェット探しを楽しむというよりは、バイヤーやメーカー関係者向けの色合いが強いフロア といえるでしょう。
4階 電子製品(3階と類似)
4階も電子製品フロアですが、個人的には3階より入りやすい雰囲気でした。中古パソコンや修理関連のお店が多い印象です。
4階もパソコンやスマートフォン関連の店舗を中心としたフロアですが、3階とは少し雰囲気が異なります。
私が見学した限りでは、中古パソコンや中古デバイスの販売店、修理やメンテナンスを行う店舗が多く見られました。
5階 電子部品
5階へ行こうとしたらエスカレーターがありませんでした。「あれ?」と思ったら、どうやらエレベーター限定フロアのようです(笑)
5階は電子部品フロアです。
まず驚いたのが、5階へは エスカレーターではアクセスできない こと。エレベーターに乗ってようやく到着します。
フロアに足を踏み入れると、古くから営業しているテナントが並び、店頭には 電子部品 が所狭しと積み上げられていました。
ガジェット好きの一般観光客が楽しむ売り場というより、まるで秘密基地の奥にある電子部品倉庫 のような雰囲気です。
私が訪れた際は写真撮影をしている人も見当たらず、カメラを向けるのを強く躊躇う雰囲気がありました。
しかし、その独特の緊張感こそがこのフロアの魅力かもしれません。
ここは業者さんの真剣勝負の場!
電子機器メーカーやバイヤーが必要な部品を探し、商談を進める。そんな華やかさとは少し違う、華強電子世界のもう一つの顔を見ることができました。
華強電子世界 フェーズ2(表側・裏側)徹底ガイド
表側はブランド感が強め。ちょっと華やかで“見せる電子街”って感じです。
フェーズ2 フロアマップ
フェーズ2の表側と裏側の棟は一見すると別の建物に見えますが、実際に歩いてみると意外とつながっています。この地図を見ながら読むと、この後のフロア構成が分かりやすいですよ!
フェーズ2は私が便宜上「表側」「裏側」と呼んでいますが、実際には一つの大型商業施設です。
1階のみ道路を挟んだ別区画になっており、2階から4階付近までは建物同士が連結しているため表側と裏側の往来が可能です。
ただし、5階に行くと表側と裏側の連絡通路がなくなり自由に移動できなくなります。(さらに5階の表側は看板があるのみで店舗自体がありません)。また、最上階の7階はビジネスオフィスセンターとなっています。
そのため、5階以上の目的のショップやエリアへ向かう際は、あらかじめ2〜3階の低層階のうちに『裏側の棟』へ移動しておくのがおすすめです。
フェーズ2 表側 フロアマップ
フェーズ2表側は6階建てです。
フェーズ2 裏側 フロアマップ
7階ビジネスオフィスセンターはフェーズ2裏側にのみ存在します。5階以上は表と裏の行き来ができないため、表側から訪れる場合はあらかじめ2階〜4階の連結フロアで裏側へ移動してから上層階へ向かいましょう!
1階 表側 ブランド電子ゾーン・電子取引
表の路面店は有名ブランドがずらりで華やか!
ビル外側の路面店エリアには、AppleやLenovo、HP(ヒューレット・パッカード)、DJIといった超有名ブランドのショップがズラリと並んでいます。初めて訪れる人が思い浮かべる「華やかな電子街」のイメージそのもののエリアです。
でも一歩中に足を踏み入れると、パーツの梱包や出荷に追われるディープな問屋街のギャップが面白かったです!
しかし、一歩館内(内側)へ入ると雰囲気は一変!
内部は段ボールに囲まれた電子部品会社が黙々と梱包・出荷作業を行う、マニアックな卸売拠点が広がっています。「見せる表顔」と「リアルな卸売の現場」のギャップを最も体感できる面白いフロアです。
1階 裏側 テクノロジー体験・ブランド電子取引
綺麗で新しい内装に色鮮やかなLEDライトが映えて、思わず見とれてしまう空間でした!
裏側の1階は、電子部品やLEDライトのパーツを専門に扱う卸売業者が中心となっているフロアです。
完成品の家電を扱うお店は少ないため、一見すると「業者専用」の厳かな雰囲気にも感じられますが、実は一般の個人消費者でも気軽に商品を買い求めることができます。
綺麗でモダンな館内の内装と、ブースごとに輝くカラフルでネオンのようなLEDパーツが絶妙にマッチしており、プロ向けのパーツ街でありながら、光のインテリアや珍しい電子パーツを宝探し感覚で楽しめる魅力的なエリアです。
2階 ファッション電子・ドローン・撮影機材
日常生活にワクワクをプラスしてくれるガジェットがいっぱい!ウィンドウショッピングだけでも十分に楽しめる、宝探しのようなフロアでした!
華強電子世界フェーズ2の2階には、日常生活に花を添えてくれるような、遊び心満点のガジェットがずらりと並んでいました。
プロ向けやパーツ中心のフロアとは異なり、個人消費での買い物はもちろん、興味本位で気軽にウィンドウショッピングを楽しみたい方にも一押しのエリアです。じっくり見て回れば、きっと自分好みのお気に入りアイテムが見つかります。
3階 撮影機材・デジタル製品
2階と似た雰囲気ですが、仕切りが狭くブースがギッシリ!よりカオスな宝探し感を楽しめるフロアでした!
3階は、2階と同様に日常生活向けのコンシューマーガジェットが中心のフロアです。全体の雰囲気は2階と近いものの、テナント1枠あたりの間口が狭くなり、ブースがぎゅっと凝縮・密集しているのが特徴的です。
2階で扱っていた定番ガジェットに加え、3階ならではのユニークでディープな商品が目立ちます。
4階 電子本部・PC組立
表側はプロ用の卸売会社ばかりで緊張しましたが、裏側にまわると個人でも大興奮のPC周辺機器天国でした!
4階は、同じフロアでありながら「表側」と「裏側」で全く異なる顔を持つのが面白いポイントです。
【表側】電子部品・BtoBの本格卸売エリア
エスカレーターを上がってすぐの表側エリアは、「〜有限公司」といった看板がずらりと並ぶ、本格的な電子部品の取引フロアです。
カウンター奥にはダンボールが山積みされ、メーカーや業者向けの基板・電子パーツ取引が中心で、一般客向けというよりは「世界の電子工場・深センの裏側」を垣間見るような渋い空間が広がっています。
【裏側】ガジェット好き必見!PC周辺機器&作業環境エリア
一方で、奥の裏側エリアに足を進めると雰囲気が一変!個人買いにぴったりなPC周辺機器(キーボード・マウス)、中古PC、ディスプレイのショップがひしめき合っています。
特にスタイリッシュな大画面の湾曲モニターは圧巻で、動画編集をする私としては「次PC環境を買い換えるなら絶対にここに来よう!」と本気で欲しくなる空間でした。
5階 5階 LED発光センター・LED貿易センター
5階はまさに光の世界!…と言いたいところですが、実は大きなトラップがあります。表側には大きな看板があるだけでテナントが一切なく、裏側とも繋がっていません。輝くLEDショップに出会うには、必ず低層階から『裏側の棟』へ渡ってからエレベーターやエスカレーターで5階へ上がってくださいね!
エスカレーターで5階へ上がると、頭上には大きく「华强LED交易中心(HQ-LED CENTRE)」の看板が掲げられています。しかし、ここで注意したいのが表側と裏側の構造の違いです。
表側の5階に降り立っても、そこには看板があるだけでテナントは入っておらず、さらに裏側へ抜ける通路も途切れています。
一方、裏側の5階へ足を踏み入れると景色は一変。フロア全体が色鮮やかなLEDチューブやネオンサイン、華やかなライトディスプレイで埋め尽くされた、まさに「光のテーマパーク」のような空間が広がっています!
ネオン・LEDテープの専門店がずらり
店内には、カラフルに発光する柔らかなネオンチューブ(FAIRY LIGHTSなど)や、壁面を彩る大型のLEDディスプレイ、さらにはクリスマスツリーの装飾まで、あらゆる発光パーツが展示されています。
見ているだけで楽しい空間
店舗ごとに趣向を凝らしたライティングが施されており、ただフロアを歩いているだけでもサイバーパンクな雰囲気を楽しむことができます。
5階の眩いLEDワールドを満喫するためにも、表側の「看板のみゾーン」に迷い込まないよう、あらかじめ2〜4階の時点で裏側の棟へ渡っておくのが確実です。
6階 電子本部
6階はまさに華強北の心臓部!『電子本部』の名にふさわしく、表側・裏側ともにプロ仕様の電子部品ショップや企業オフィスがずらりと並んでいます。5階のような極端なギャップは感じられず、フロア全体が本格的なビジネス空間として統一された熱気に包まれていますよ!
本格的な取引が行われるプロの現場
フロア内には、カウンター越しに大量の電子部品箱が積み上げられた店舗や、大手メーカーの正規代理店・ショールームが整然と並んでいます。商談に訪れるバイヤーの姿も多く見られ、他のフロアとは一線を画す引き締まった雰囲気が漂っています。
整然と整備されたフロア構造
白を基調とした天井のもと、通路に沿って小さなテナントやオフィスが並んでいます。表側・裏側の双方で無駄な装飾はなく、電子パーツ店や企業の窓口が整然と軒を連ねるビジネス特化型の空間です。華強北の「BtoBの底力」を肌で感じられる刺激的なフロアとなっています。
7階 ビジネスオフィスセンター
6階まで上がって『よし、最後の7階も!』と思ったらトラップが発生!実は7階へ続くエスカレーターが見当たらないんです…。帰宅後に調べて分かったのですが、7階は一般店舗ではなく『オフィスフロア』。どうやら特定のエレベーターからしかアクセスできない仕組みになっているようです!
フロア案内には「7F 商务办公中心(Business Office Center)」と表記されています。しかし、表側・裏側のどちらを探してみても7階へ上るエスカレーターが見当たりません。
「7階に行けない!」とビル内で迷子にならないよう、観光や買い出しの際は6階をゴールとして巡るのがおすすめです!
華強電子世界での買い付け・商談ポイント
卸売り交渉のコツ
華強北は世界中のバイヤーが集まるプロの街!小売店のような値切り交際ではなく、『まとまった量を買うビジネスパートナー』としての姿勢を見せることが、良い条件を引き出す一番の近道ですよ!
メーカー・バイヤーが注目すべき点
広大な館内から『本物・優良店』を見極めるにはちょっとしたコツがあります。ショップの看板や展示されているサンプル、そして店員の対応をじっくりチェックしてみましょう!
華強電子世界で広がる可能性
電子部品の宝庫『華強電子世界』は、ただの買い付けスポットではなくアイデアを形にするための刺激に満ちた場所です。ぜひ足を運んで、世界のハードウェアシーンを支える巨大な熱気を体感してみてくださいね!
単なる観光や買い物にとどまらない「世界の電子産業の熱量」を、ぜひ現地で体感してみてはいかがでしょうか。
みんなの声